夏休みの宿題、自由課題にどう?

いお

2008年07月30日 20:24

 以前、近くにある科学館でアルバイトしていたとき
    一番子供の食いつきがよかったものを介します。
もう、知っている人も多いことと思う「スライム」です。
これは非常に簡単で、まあまあ面白い。
ただ、ひとつ注意することがある。食べないこと!!!
意外と問い合わせが多かったのが、「下の子が食べちゃったんですがだいじょうぶでしょうか」 
というものだった。
使う薬品は害があるらしい。


「ホウ砂の副作用
 第13改正 日本薬局方解説書(廣川書店)には,ホウ砂の副作用として,「外用により発疹,眼瞼炎などの過敏症状が現れることがある。また健康な皮膚面からの吸収は遅いが,創傷面からの吸収は速やかで,急性中毒を起こすことがある。また経口摂取により,胃腸炎,大脳浮腫,肝・腎の脂肪変性などを起こすことが報告されており,頭痛,食欲不振,悪心,嘔吐,下痢,紅斑性皮膚炎,脱毛などの症状が現れることがある。特に小児では5~10gのえん下で激しい嘔吐,下痢,ショックなどを起こし,死に至るとする報告がある。」と記載されています。 」


気をつけてあそぼう!!



まず、材料から・・・
1、水
2、ほうしゃ
3、せんたくのり(PVA)
4、絵の具
   こんなもんでできる。入手方法は、水は水道から、ほうしゃは薬局で
   結構でかいのが千円くらいで売ってる。せんたくのりはスーパーや
   百円均一で百円くらいで売ってる。ただし、PVAとかいてあるやつ
   を買う。あとは色を付けたければ絵の具。ほんの少しでいい。

次に道具・・・
1、紙コップなど入れ物
2、割り箸など混ぜる棒
3、ペットボトルやジャムのビンなと薬品をとかした水をつくるための入れ物

いよいよ、手順。
1、ペットボトルに水を半分くらい入れて、ほうしゃを溶け残りが出るくらいまでとかす。
  ここで、しっかりほうしゃが溶けていないとべとべとになるので注意。
2、紙コップに水とせんたくのりを1:1の割合で入れて、まぜる。混ぜるときに多いと
  混ぜにくいので、はじめはコップの半分より多くならないようにしよう。
  おすすめは、コップのそこから5ミリくらいずついれて1センチくらい。
3、それから、2に1を少し入れて、しばらく混ぜる。入れる量は、おすすめでいくと小さじ一杯くらい。
  1分混ぜても固まらないときは、1をもう少し入れて混ぜる。それでも固まらないときは、1の液に
  ほうしゃを入れる。
4、完成


これで一応スライムはできるが、色は透明。色をつけたい人は、手順2のときに、割り箸にすこし絵の具を付けて
混ぜると色がつく。色の濃さは好みでどうぞ。ただしあまり絵の具を入れすぎると固まらなかったり、スライムから
色が出たりするので注意。




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